江別市ガラス工芸館(2015/9/22)
「セラミックアートセンター」から同市の「ガラス工芸館」へ。
日本赤煉瓦建築番付の東の小結です。
故・石田惣喜知さんが昭和21年に自身の邸宅として設計・建築したレンガ洋館です。
この旧石田邸をガラス工芸の発信地となることを願って
江別市が平成6年に改修、開館しました。
江別のレンガ建物の象徴、旧石田邸の保存も兼ねているのです。
可愛らしい外観。
こんな家に住んでみたいです。
現在はガラスアーティスト柿崎均さんの製作拠点となっていて、
館内は地下から2階に吹き抜けになったガラス張りの創作場を
見ることができます。
初心者でも参加できる「吹きガラス体験」などもあるようです。
この日も柿崎さんが何かを作っていらっしゃいました。
2階の階段を上がった正面のレンガの壁。
アットランダムに見えてしっかりイギリス積みです。
整然と積まれた物もよいけれど、こんなユルイのも良い感じ。
こちらは作品ギャラリーになっています。
アールの窓からは気持ちの良い陽射しが。
柿崎さんの作品。これ、ガラスですよ。
「不安」という題です。どんな心象風景なのだ?シャベルは何の象徴?
この、ホルダーが可愛い。こっちの方が気になる私。
1階でガラスの箸置きとか、グラスなどを販売していて
濃いブルーのグラスを手に取りましたが、グッとこらえて購入せず。
(着物や帯だったら買ってる。←また。)
外に出てもう一度、造りをじっくり拝見。
素敵だな。
向かい側には広場があってこんなオブジェが。
特に鐘やウィンドベルが鳴る様子はないようです。
ないしょ話をするきのこ達を発見。
北海道博物館やセラミックアートセンターはその雄大な構造で
レンガもダイナミックな印象でしたが
この辺りはなんだかメルヘンチックで可愛らしい。
レンガのいろいろな表情を見ることができました。
陽がだいぶ傾いてきました。
車の中からゲージツ的なねじり具合のレンガ積みを発見。
スーパー銭湯「天然温泉 湯の花 江別殿」の少し手前。
いつもここを通る度に「江別のレンガ」に興味を持ったのでした。
たいへんな数のレンガです。
ここは「米澤煉瓦株式会社」です。
早朝からお弁当作り、北海道博物館、野幌森林公園、ガラス工芸館、スーパー温泉と
とても充実した一日でした。
(雪が積もる前に行けるか不明)
札幌近隣、まだまだ訪れてみたい所がてんこもりです。
この後はゆっくりと温泉につかり、
長湯の夫を待ちながら恒例の一杯をいただきました。
はぁ~びばのんのん♪