ウォーキング朝ラーメン
早朝、ウォーキングがてら場外市場に新しくできたラーメン店「とくいち」へ。
桜のつぼみ。うっすら桃色に。
観光客もだいぶ戻ってきて、場外市場は賑わっていました。
誇る動物的(?)な勘で迷うことなくお店に到着。
食券を購入し着席すると
手前の小さいグラスにお湯を注いでくれます。
中の不織布が吸収して温かいおしぼりに。
面白いね。
店内は木彫り熊やコロポックルなど
何気なく置かれていて楽しい。
熊さんお面。
いただいたのは「特上らぁ麺 塩」
卵の上にかかっているのはキノコのパウダー。
メレンゲの泡と一緒にスープに混ぜて、とレクチャーされます。
スープは鶏のコンソメがしっかり効いていて
長いメンマ(シナチク?)が1本。
これがとっても美味しい。
普通じゃない。
これだけでもいただける。
麺はストレートの中細で、ふすま入りで香ばしい。
チャーシューも上品で鶏ムネのハムも入っていて、鶏好きにはたまらん。
スープも全て飲み干し完食。
ごちそうさまでした、
テーブルを少し高くしていて(ほとんど気がつかない程度)ハネを気にすることなく麺が食べやすい。
箸は先が細めで麺が掴みやすい。
グラス類もお洒落。
味以外にこういう所にこだわるお店は素敵です。
上機嫌で帰宅。
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010105/1073732/
五つの輪
57年前の10月10日、
7歳の私は路地にしゃがみ込んで
地面に絵を描いて遊んでいた。
頭上で轟音がしたので見上げると
青空に五つの輪がくっきりと。
走って家に戻ると、
数週間前に届いたばかりのテレビの画面に
さっき見上げた同じ五つの輪が映っていたのを
今でもはっきりと覚えている。
二度目の東京オリンピックが始まった。
こんな状況下じゃなかったら
感慨深い思いに浸っていただろうに。
昨年から日常が様変わりして
いろいろな思いを巡らせてきた。
人類は何を試されているのか?
空っぽの観客席で行われた開会式。
それでも、
この晴れの舞台に集まったアスリート達が
無事に競技を終えられるよう
願うしかない。
日常
気がつけば3月も後半。
こんな状況で忙しいわけでもないけれど
気分が乗らずブログの投稿も滞りがちです。
私の生活は、飲み会や外食が無くなり
毎日粛々と暮らしている、感じです。
「お家時間」が増えたと言っても
毎日の家事ルーティンはさほど変わらず。
家事歴33年間、試行錯誤の結果の定番品をば。
マリーゴールドのゴム手袋。
これは必需品で、NYでの新婚時代も
母に頼んで送ってもらっていました。
ビニール手袋にはない耐久性。
身に付ける物に赤は皆無の私ですが、
この赤は許せる。
黒い方は厚手のガーデニング用。
蚊帳ふきん。
ボロボロになるまで使い切ります。
最初は、さつまいもから作ったデンプン糊で
カチカチです。
これ、糸にデンプン糊をコーティングしてから
織り込むんですって。
織り目が粗いので通気性もあるし汚れもすぐ取れます。
ふきんはこれ以外に考えられない。
食器洗い用スポンジ。サンサンスポンジ。
とにかく洗剤の泡立ちが良く汚れも落としやすく、すぐ乾く。
一番上のが半年ほど使用のもの。
その下が袋から出した状態。
このスポンジ、ほんとすごい。
ストレスばかりの昨今、
せめて毎日使うモノは気持ちの良いモノで。
10月きもの会 マスク生活
半年ぶりのきもの会でございます。
4月で7年目に突入。
「ふ〜せんの実」みたいなぶどうの帯留めを
アクセントに。
紗紬の羽織は色もお気に入りで重宝。
半襟も伺うお店に合わせてワイン柄に。
メンバー4人のここまでの無事に乾杯。
きょうのええもん。
着物でもマスクは必須。
不織布の使い捨てマスクでは味気ないので、
着物用に布マスクをコレクション。
上段左、小顔効果をねらって、大きめマスクも試しましたが
着物だと鞍馬天狗みたいになる。
真ん中は沖縄の壁紗マスク。
通称「カベノマスク」。夏用です。
右、今一番お気に入りのグレンチェック柄。
下段左、デニムマスク。何にでも合うやつ。
右、藍染マスク。藍は抗菌作用あり。
番外。美容室用マスク。
耳かけが無いのでシャンプーやカットに便利な
優れもの。
医療用の両面テープで顔に貼り付けて着用。
表地はカットした髪が付きにくい素材。
まだまだ続くマスク生活。
楽しまない手はないね。
旅の宿
すっかり秋めいてまいりました。
ちなみに今夜は「上弦の月」。
「上弦の月」で連想するのは
吉田拓郎の歌、「旅の宿」です。
ぶっきらぼうな拓郎の歌い方とその歌詞の
浴衣、尾花の簪、熱燗徳利、
風呂上がりの髪、上弦の月、膝枕 だのと、
当時15歳(!)の私にとっては
何か淫靡な世界を覗いたようで
ドキドキしたものでした。(遠い目)
GoToキャンペーンでシルバーウィーク中
観光地はどこも大変な混み様でしたね。
恒例の墓参りで8/17〜19に函館に行ってきました。
キャンペーンが始まったばかりで、
本当に大丈夫?的な頃でしたし(現在もだけど)
平日だったので、いつもだったらこの時期は
激混みの函館駅前もこんなに閑散としていました。
今回の旅の宿は
今春オープンしたばかりの「JRイン函館」。
函館駅の西側、以前は広大な駐車場だった場所です。
オープンしたてできれいだし、
最上階に大浴場がありラウンジからは
函館山が一望。
今年は中止になってしまった
「函館港まつり」の花火が目の前で観られる
最高のロケーションです。
みすずのコーヒーも飲み放題。素晴らしい!
眼下に函館朝市も見えますが人がほとんどいません。
ホテルの朝食。
通常はビュッフェスタイルで
朝からお寿司も食べられるはずでしたが、
コロナ対策で配膳スタイルに。残念。
居酒屋入り口の牡蠣たちも待機中。
函館クラフトビール飲み比べ。
イカは今年も不漁です。
小ぶりなイカですが、
一匹まんま目の前でプレスしてくれます。
持って歩くのが少しはずかしい大きさ。
塩ラーメン。
ハセガワストアのやきとり弁当。
定番は外せませんね。
今回、一人¥2000のグルメクーポンをいただきました。
ありがとう、函館市!
ということで、
拓郎の歌でドキドキした少女の私は
たくさんの時間が経った今、
色気ではなく食い気まっしぐらなのでした。
たゆたえども沈まず
最近は
葉室麟の小説63作品を読破すべく
ひたすら彼の文庫を読み耽っておりました。
やっと40作品まで到達しました。
よっぽどの事がない限り単行本には
手を出さず
もっぱら文庫本になってから購入する、
作家にとっては嫌な読者です。
『たゆたえども沈まず』幻冬舎文庫
4月に原田マハ著のこの文庫を本屋で見つけた時は嬉しくて小躍りしそうに。
「こんな物語を描いてみたい」
「書く」ではなく「描く」
そんな想いを抱かせる作品です。
巻末の解説でゴッホ研究の第一人者
圀府寺司氏も「いいなあ!…話が作れて…」と
言っていました。
そうなんです。
才能の有無にかかわらず
物語を作りたい、創りたい、
書きたい、描きたいと羨望させる作品なのです。
「楽園のカンヴァス」以来
またしても原田マハにやられた。
No Book No Life
2012-08-26
■楽園のカンヴァス