■老舗のプライド ②パンドラ系の箱
id:OKPさんの箱根湯本の旅のエントリーを拝見し
「寄木細工の箱」が開けられないのコメントに
『初手が[側面の一部を横スライド→そのまま側面を下へ]
これを何度か繰り返すパターンが多い気がします』
とアドバイスをいただきました。
20年近く前に購入した時は開けられたのに・・・
忘れているだけではなく頭も固くなっているのか?
どうしたって開かない。
中で何かがひっかかってる?
壊れてる?
とか考えながらも
「初手?繰り返す?
・・・ひょっとしてもっと複雑にその先があったのか・・・」
何とか蟻塚の中の蜜を必死に採ろうとする猿のごとく
あーでもない、こーでもない。
やった!!開いたよ!!!(涙目)
開けるまでに12段階もありました。
スゴイです。さすが忍者の国です。
こんなからくり誰が考えたの?
そして、開けた自分もスゴイ!(?)
自分の根性を褒めてあげたい。
で、今度は閉まらなくなりました。
開けた順の逆にすれば良いのかと思いきや
そうでもないらしく・・・
親指先もじんじんしているし、
パワーも使い果たしているので
しばらくはお猿に入っていてもらいます。
昼食を食べ、目に触れないようしていました。
が、しかし
地味に負けず嫌いなので(対象はいませんが)
構造をよく見極め
なんとか無事に閉めることができました。
からくりもそうですが
この模様、素晴らしいです。
以前「和風総本家」で紹介されていましたが
たくさんの種類の木、集中力、緻密な製作工程で驚きました。
日本が誇る伝統工芸です。
そうでした!
箱根駅伝の往路優勝トロフィーも寄木細工でしたね。
毎年違っていて楽しいのよね。
http://www.kanazashi-woodcraft.com/trophies.html
うーん。
いっそのこと「大きな寄木細工の箱」の中に入れて
なかなか取り出せないトロフィーとかはどうでしょう?
誰得だっつーの!