先斗町ぶらり
祇園祭、前祭の鉾巡行ライブを
BSで観ています。
お天気になって良かったですね。
さて、3月の先斗町、そぞろ歩きです。
千鳥の提灯。多く見ます。
めんこい。
おばんざい、ばんざい!
提灯って、ホッとするような
ウキウキするような。
奥深く。
森見作品のイメージ。
歌舞練場の扉は頑なな感じ。
現世と切り離れた世界への扉。
レトロでモダン。
夕飯の前に喉を潤しましょう、と
良いお店発見!
ウルトラチョップ先斗町店。
見よ!
表面張力するスパークリングワイン!
酒呑みの夢!
店員の可愛い女の子は
一滴もこぼさずに注いでくれました。
かなり練習したと言っていました。
グラスも持てないので、
まずは口から飲みに行くよね。
この後、リストランテ野呂へ。
京都 美味しもん。
くみちょう (id:Strawberry-parfait)さんの
「京都のたび。」を拝読して、
おー、肉!と感嘆するとともに、
何か忘れていることがあるような
モヤモヤした気持ちに。
そうだ!そうだった!
昨年11月、本年3月に南座観劇の度に伺った
「リストランテ野呂」のことを記すのを
忘れているよ!
で、ずいぶんと時間が経過していますが、
いまさら気分で。
「リストランテ野呂」
イタリアンです。
二条城の近く、分かりづらい所にあるのも良し。
2回ともディナーで訪れました。
予約が取りづらいので、
京都行きが決まったら即、数ヶ月前から予約します。
京町家をリノベーションした店内は、
1階はカウンターのみ。
(2階に個室があるようですが、はいったことなし)
11月にいただいたもの。
旬の食材を使い「どのように食べたいですか?」とリクエストを聞いてくれます。
そして、イタリアンなのに、
メンチカツが絶品です。
満足のいくボリュームですが
軽やかでペロリと食べられます。
牛・豚の肉の割合が「洋食 おがた」の
ハンバーグを彷彿とさせる、と思ったら
シェフはおがたでも働いていらしたそうです。
このメンチカツは絶対、食べるべき逸品。
3月にいただいたもの。
この時は、たしかカウンターの上に
見事なホワイトアスパラが置かれていたので
3種類の食べ方で料理してもらいました。
そして、メンチカツも忘れずに。
ワインも進むってもんです。
ああ、今度いつ行ける?
31st Anniversary
7/4は31回目の結婚記念日でした。
昨年は母も一緒にお鮨屋さんに行ったなあ、
としみじみ。
その時に、土用の丑の日には
うなぎを食べに行こうと
話が盛り上がったのですが、
その後、母は急逝してしまい、
叶いませんでした。
なので、今年は行けなかった鰻屋さんへ。
浴衣がぴったりのお天気。
竺仙の麦柄浴衣に、博多献上の半幅帯。
麦酒の帯留め。
デパ地下で鰻の蒲焼を買って
家で食べたりはしますが、
やはり、お店で焼きたてにはかないません。
鰻を食べると確実に栄養補給した!
という気持ちになりますね。
あ、いや、日々栄養過多ではありますが。
有難きかな、鰻。
きょうのええもん。
30年前の息子の服。
松竹大歌舞伎 2019
今年も観劇。
札幌教育文化会館、昼の部です。
白橡色の近江上布に紗の博多献上帯、
色を少なく涼しく。
夏着物、大好きです。
演目は
一、襲名披露口上
二、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)「引窓」
三、色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)かさね
今回、染五郎丈はいないのでお二人の襲名披露口上です。
主だった出演者とお二人とのゆかりトークが楽しい。
これから歌舞伎を観るのだ!という気持ちがアップ。
猿之助さんは「狸小路、ラーメン横丁、ジンギスカン屋は中国人だらけ」と仰って
札幌の実情を把握されてました。
「引窓」はかなり昔に歌舞伎座で観たことが。
小銭を投げてホクロを取る件りばかり記憶していました。
今回、親子の愛情物語(ざっくり言うと)
であることを再確認。
「かさね」は今回初めての観劇。
清元の舞踊劇。
大南北と呼ばれる、四代目鶴屋南北の作品は
結構好きです。
男女の愛憎どろどろホラー。
色悪の与右衛門に幸四郎丈がハマっています。
かさね役の猿之助丈の踊りにも引き込まれました。
衣装や小道具がポイントになっているのも
観ていて楽しい。
今回、清元栄寿大夫として
お父様、お兄様と一緒に鮮やかな萌黄色の
裃姿で舞台に乗ります。
時々、蓋つきの入れ物で、
喉を湿らしていたけれど、
何を飲んでいらっしゃるのかしら。
歌舞伎は楽し。
あたしのジョー
私の永遠の恋人、矢吹丈。
私にとってのベストオブマンガ。
実際、ジョーのような人が
身近にいたら迷惑千万だけど
二次元の世界は良いね。
兄が週刊少年マガジンを購読していたので
5年間の連載をリアルタイムで読んでいました。
私はジョーがボクシングに対し苦悩し
乗り越えていく
カーロス・リベラ戦のくだりが好きです。
今でも一作目から
「真っ白に燃え尽きた」ラストシーンまで
思い起せます。
ジョーは死んだのか?
当時、私の周りでも色々な意見が交わされていましたが、
生きているようにも
死んでいるようにもとれる
このラストシーンを
読者に委ねているところが素晴らしいです。
まさに、「あしたのジョー」は
「あたしのジョー」なのです。