小泉淳作美術館
数日前にこみち (id:kazenokomichi)さんの3月のエントリー
chiay (id:tabiwakurashikurashiwatabi)さんとこみちさん、私の3人で
過去、上洛の折に観ていたものの
不覚にも鎌倉建長寺の「雲龍図」を描いた同じ作者とは結びついていなかった。
そしてchiayさん情報、我らが北海道中札内(なかさつない)、
六花亭の施設の中に彼の美術館があり、建仁寺の下絵が展示されているよ、
ということで行ってまいりました。
家を朝6時に出発です。(根性)
札幌から帯広は遠いのよ~。
外観。一瞬、やってるの?と不安になる静謐な佇まい。
双龍図の下絵は何度も観た建仁寺と同じでした。(アタリマエ)
画としては大きいけれど、建仁寺の天井画よりもかなり小さい。
その作成は中札内の廃校になった小学校の体育館で行われたそうです。
これはNHKのドキュメンタリー番組で放送され、館内でも流しています。
この作成過程がすごい!めちゃくちゃ興味をそそられます。
日本画、墨って良いよね!って感じです。
(井上雄彦先生が「バガボンド」を墨で描いた思いが理解できた!)
来週上洛の際には建仁寺で「双龍図」を再度観てみたいと思います。
観方が変わりますよね。
建物の佇まい同様、中も静謐でとても素敵です。(許可をとって撮影)
入館チケットはPOST CARDになります。
小泉淳作は身近な野菜や植物の画も多く、緻密に描かれてはいるけれど
それだけではなく、生命力やストーリー性まで伝わってきます。
八ヶ岳の屏風図も素晴らしかった。
展示量こそ多くはありませんがとても充実した美術館でした。
う~~~、待ってろよ京都!