南座 新開場
11/12〜14、二泊三日の上洛でございました。
長年の友人、きもの会メンバーの
Mちゃんと二人旅です。
上洛の目的は
高麗屋三代襲名披露公演と
耐震工事が終了した南座訪問。
3年ぶりに華やかに掲げられた
まねき上げ。
通りかかった外国の観光客達も
写真を撮りまくっていました。
ロビーに並ぶご贔屓筋からの竹馬。
この竹馬は関西歌舞伎独特の慣例。
南座は二度目ですが、
前回(10年以上前)は気にもしなかった。
一つずつ見るのも楽しいです。
南座の「乍憚 口上」
抑揚をつけて声に出して読むと
檜の舞台に上がった気になりまする。
江戸時代にタイムスリップ。
たっぷりと劇場内をチェックし、中へ。
祝幕がお出迎え。
定紋、四花菱と三銀杏。
紋の呼び名がわかりません。
私達のお席は前から8列目の花横!
(花道の横でございます!)
ふと、桟敷席をみやれば、
おおっ!舞妓Haaan!
京都だわ!南座だわ!
興奮マックスだわ!
写真撮ったら失礼かしら、
お下品かしら、と悩みましたが
皆さん撮りまくりで、
舞妓さん達も笑顔で応えていたので
撮ったどお!
今回の着物コーディネート。
鮫小紋。
染五郎丈にあやかりまして、
銀杏と松葉の帯、銀杏の帯留。
地味だわ〜、自分。
その2に続く。(予定)
10月きもの会
母の形見の三筋。
母は自分の着物を誂える時、
私も着られるようにと
私の身長に合わせてくれていたので、
身丈はバッチリです。
裄丈が少し足りませんが、
ギリギリOKといったところ。
後々、母の着物全ての裄をお直しする予定。
10/30はヴィーノ・ノヴェッロ、
11/15はボジョレー・ヌーヴォ、
とワイン好きがウキウキするシーズン到来です。
この時期はこのワインの帯!
と決めています。
葡萄の帯留めで。
飲む気満々。(常に)
今回は、
道産素材をふんだんに使った
フレンチレストラン「Akihisa Handa」。
乙女(?)心を鷲掴みの盛り付け。
野菜の味がストレートに伝わったり、
お魚の皮がパリッとしていたり、
ラム酒たっぷりのプリンと、
大人が堪能できるお料理でした。
ハッと気づかされる料理方法。
勉強になります。
母を想う
7月25日、
札幌でも30°Cを超えた暑い日、
母洋子が急逝した。
享年86歳。
本当に、あっという間に
逝ってしまった。
「ピンピンコロリが良いわ」と
言っていたことを実践したんだね。
わが家から歩いて2〜3分の
母の部屋へ遺品整理に通っている。
膨大な枚数の写真を一枚ずつ確認。
女学校を卒業して
銀座三越に入社した頃の母。
陽気でしっかりしていて、
潔くてかわいい。
まさに、太陽のような人。
この一枚は大好きな写真。
現在、私は仕事も復帰して、
気持ちの切り替えができた。
仕事を持っていて良かった。
でも、
きれいな青空や、夕焼けや、
星空や、月を見るたびに、
母もどこかで見ているかしら
と想いをめぐらせる。
ママ、
私を生んでくれてありがとう。
グッバイ。