■FLAWLESS
『フローレス』1999年/アメリカ/ジョエル・シュマッカー監督
この映画何度も観ささります。
脳卒中で半身まひになった元警官ウォルト(ロバート・デニーロ)が、
上階に住むドラァグクィーンのラスティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)に
言語リハビリのため歌を習う。
保守的で堅物なウォルトとラスティは衝突ばかりだが
ラスティの人間性にウォルトも次第に考えが変わっていく。
いつの間にかお互いのソウルメイトに。
クライムサスペンスありヒューマンラブあり。
何より、この2人の素晴らしい俳優の演技が見ものです。
エンドロールで流れる2人のレッスン風景も必見。楽しい。
デニーロは言わずもがなですが
フィリップ・シーモア・ホフマンは『カポーティ』では
カポーティ本人かと錯覚するような演技でした。
残念ながら今年の2月2日に亡くなりました。まだ46歳でした。
『カポーティ』以降の彼が出演した映画は観ていないのでこれから漁ります。
シチュエーションは違うけど、『ドライビングMISSデイジー』や『最強のふたり』など、
環境や境遇がまったく違う人間どうしが心を通わせていく映画が好きです。
映画ってほんと、ラブ♡
(水野さん的なキャッチを使用することにしました。)