南座 新開場 その2
友人Mちゃんとの南座観劇編、
その2でございます。
当日の私たちの行動を記しておきましょう。
朝食。
ホテル近くの「Lorimer Kyoto」へ。
ブルックリンの和食店が、京都に逆輸入。
お客さんも外国人が多いです。
スタッフは日本語が話せますが、
シェフは英語のみ。
(お見かけは日本人、もしくはアジアン)
熟成させたお魚の定食です。
朝から鯛。やっほーい!
とても美味しい。
が、しかし日本流のサービスがありません。
(お水、おしぼり)
当たり前に出てくると考えるのは
日本人だけです。
この後、ホテルへ戻り着物を着ます。
昨年オープンしたホテルで、
立地条件も良く、リーズナブルで
とても満足なのですが、
お部屋に全身鏡が無い!
裾の長さに異常なこだわりを持つ私にとって
かなりの致命傷。
事前の確認で従業員のロッカー室の使用を
提案されましたが、
何か嫌じゃない?
せっかくの京都で従業員ロッカー室だなんて。
何とかお互いに確認しあい、お部屋で着付け完了。
いつもの倍は時間がかかりましたが、
シャナリとお出かけです。
南座近くでぶらぶらしようとなり、
まずは建仁寺へ。
潮音庭。
こぢんまりとして好きな庭。
臨済禅師「喝」都路華香筆
数年前にこの画を観た時は
特別な印象は持ちませんでしたが、
今回は何故か強く惹きつけられました。
私の中で感じ取る何かが変わったのでしょうか。
この後は法堂の双龍図を訪ねました。
花見小路、ろーじを歩くMちゃんの後姿。
花街関係の人みたい。
ランチは十二段家で湯葉鍋定食。
はふはふ。
この店名、由来を知らないので調べましたら、
歌舞伎、「仮名手本忠臣蔵」は全十一段から
なり、
南座で観劇後の十二段目はこちらで、
ということだそうです。
ほう。良いねえ。
この後、河原町を三条方面、
きねやさんやBALをひやかして、
そろそろ南座へ。
まだ少し早いので、
裏にまわって、とらやのカフェへ。
私たちには暑い気温。
冷茶と生菓子。幸せです。
こちらは南座に直結していて、
奥へ進みチケットを出せばそのまま入場できます。
おお!便利、と思いましたが、
南座、初着物。正面から入場すればよかった。
そして、前回記した花横のお席に。
演目が始まった直後、
早朝からの興奮マックスと
歩き回った疲労、安堵感がないまぜになり、
居眠りこきました!
眼が裏返るのを必死で抗いましたが
頭がガクッと後ろへ。
ハッと目覚め横のMちゃんを見やれば、
同様に、船こいでいました。
舞台から見えていたら
本当にごめんなさい。
二人で肘を小突き合いながら、頑張りました。
でも、居眠りは一瞬(だと思う)で
その後はちゃんと拝見いたしました。
長くなりました。
歌舞伎演目のお話はまた後ほど。