ひぐらしPCに向かいて

日々のあれこれを綴ってみます

Dancer

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ずいぶん前に
アイルランドのバンドHozierの
MVをYouTubeで漁っていたら
凄いものを見つけたのでした。

セルゲイ・ポルーニン
彼が、ロイヤル・バレエ団の
史上最年少プリンシパルになった頃
ヌレエフやバリシニコフのような
ダンサーが出たな、
と注目していました。
突然退団してしまい、
存在も忘却の彼方へ。

その彼が、
Hozierの「Take Me to Church」で
自分の苦悩をさらけ出すような
見事なダンスをしていました。

今回の映画は
幼い頃から類い稀なる才能を持ち
努力を重ね、登りつめ、
その先の苦悩を追ったドキュメンタリーです。
単館上映なので観られないかも、
と思っていましたが、札幌上映ありました。
嬉しい!

「どうしていたの?セルゲイ」という
私の思いを読んだかのような映画。
踊りに踊らされる毎日に
情熱を奪われていく様が壮絶です。

しかし、辿りついた想いは
「苦しみから解放されるにはー踊るしかない」

パーソナルな内容なので、
途中「ふぅん」という所もあるのですが
舞台のシーンが凄い!
もっと踊っているところを観たい!

今後、ヌレエフの伝記映画やスクリーンに
登場する機会もあるようです。
楽しみ。

それにしても
このフライヤーのセルゲイのポーズ、
カバ丸を思い出すのはたぶん私だけ。
クスッ。

映画ってほんと、ラヴ♥️