愛しの国芳 愛しのヤドリギ
本日は全国的に暑かったようですね。
北海道も十勝地方で32℃、札幌でも25~6℃と夏日でした。
7月中旬の気温ですよ。
やっと桜も咲いて「春だ、春っ!」と思っていたのに、夏だよ。
散り始めている桜もあるし、なんだかそわそわしています。
前・後期の前売りもしっかり購入。夫の休みも合わせてもらい、いざ芸森!
行く道すがら、ヤドリギウォッチングも忘れずに。
うほほ~い!さっそく。
真駒内公園交差点の所。
下の白い屋根は真駒内セキスイハイムアイスアリーナ。
昨日、一昨日とコブクロのコンサートがあったので
ひどく交通渋滞だったそうです。(夫談)
この辺りは毎年レンジャクの初見情報があるのでやはりヤドリギもたくさんありました。
写真の朝9時過ぎの時点ではヤマザクラもぼんやりした感じでしたが
お昼過ぎに再び通った時にはこの気温なので満開になっていました。(写真なし)
そうこうしているうちに芸森の駐車場へ到着。
あるある、ヤドリギ。この子は10年選手だわね。
鯉のぼり!そうでした、もうじき5月の節句ですね。(柏餅作るかのぉ。)
まだ雪が残っています!さすが南区!
前回の芸森は一昨年の12月。1年以上来ていなかったのね。
うひゃ~、気分盛上り!(この時点で夫はとっとと先に。)
うほ。
(写っている人は夫ではありません。念のため。)
おお、比較的低い樹にもヤドリギってる。
はいはい、今行きますって。
看板立て過ぎ。力の入れようが伺えます。
あ、ここにもヤドリギ。
あ、カモ!
あ、切り株に大きいキノコ!
何だか気になるものばかりでなかなか辿りつけません。
おかしなベクトルにテンションが上がってしまい鼻血が出そうです。
やっと会場内に入りました。落着け私。
夫は一足先に喫煙所でのんびりしていました。(むぅ。)
じっくり観覧。
もう、もう、大満足でした。国芳の奇想天外さに改めて感服しました。
着物や浴衣の柄・色の素晴らしさ、擬人化シリーズ、にゃんこオンパレード、
おやじギャグ的な発想、壁のむだ書シリーズの元祖赤塚不二夫っぽさ、
ほんと、スゴいよ国芳さん。
最後のコーナーに肉筆画が数点ありました。
版画でしか国芳を記憶していなかったので
力の抜けた、それでいて画力のある精緻な線がとても新鮮でした。
図録、絶対買うよね。見応えあります。
「猫飼五十三疋」のてぬぐい、一筆箋、「ねつけ(五十三次では見附)」のスタンプ、
もうひとつ壁落書きのマスキングテープ。
「おこまの大冒険」。
京山と国芳、無類のねこ好き2人による人気戯曲。
金子信久・訳の現代語で分かりやすくなっています。
鎌倉のカツ節問屋のメス猫おこまちゃん一代記です。
私、次ににゃんこを飼う時は「こはぜ」か「あめつち」にしようと考えていましたが
「おこま」にします。
さて、芸森の樹の下に落ちていたヤドリギです。
節がかくかくして面白い。
水に挿して様子をみます。
本日の朝食。
メープルシロップたっぷりかけて、フレンチトースト。
昼食は芸森に行った時には決まって正直庵に寄りますが定休日だったので、
「盛朗庵」へ。私は鴨せいろ。
蕎麦はコシもあり良いのだけれど、鴨肉は煮込み過ぎで硬い。(全部食べましたが)
夫は「梅おろし蕎麦」。
「祇園の梅干しを使っています」とありましたが「おうすの里」かな?
美味しかったそうです。(夫談)
今日みたいな暑い日はこちらの方がさっぱりして良かったかも。(くやちい)
この後、「天然温泉湯の花江別殿」で、うたせ湯とアクティブバスの快適修行を3時間近く行い、(修業後の生ビールは今回もなし!)
わが家のご近所「和楽 市場店」で寿司三昧の夕食をとり、
長く楽しい一日を終えました。