東京・美術展めぐり5講談社野間記念館「四季礼賛 秋の彩り、冬の装い展」そして椿山荘
タイトルが長い。
タイトルは極力短くする主義なのですが、
新聞の番組欄のようになってしまいました。(苦)
そして、内容も長いです。
11/7(金)最終日は最高の秋晴れでした。
地下鉄護国寺から地上へ出ます。
でも第一ニャンコ発見したので急いでパチリ。
日向ぼっこ中。けっこうお年寄りニャンコ。牛柄。
音羽通りをずんずん進みます。
講談社、旧社屋。
ババンとそびえる新社屋。
息子はまだ出勤時間ではないのでこちらも素通り。
目白通りへだらだら坂を上り
講談社野間記念館に到着。今回初めて訪れました。
こぢんまりとしたお庭は良く手入れされ、立派な藤棚があります。
大きなヒマラヤ杉。
カリンの実が生っています。
東京の美術館のお庭ではツワブキをよく見かけます。
コダチダリア(皇帝ダリアとも)。ダリアの原種。
枝垂れ桜の樹やアジサイもあったり、四季を通して楽しめるお庭のようです。
竹と白い壁が秋晴れの青空に気持ちが良い。
野間記念館は講談社創業90年を記念して2000年4月に設立されました。
近代日本画・近代洋画・彫刻・陶磁器の美術品の他、出版文化資料など貴重な文献も保有しています。
今回の展示は「四季礼賛」秋・冬バージョンです。
突出した派手な前品は無いものの、どれも見入ってしまう佳品ばかりです。
野間清治自ら画家たちに依頼し収集した6千点にわたる色紙の中からも
秋・冬物が展示されていました。
これは、面白い。
色紙ということで描いた作家の手が見えるような感じです。
期待以上(失礼)の収穫でした。ぜひまた訪れたいです。
お腹も空いてきたので
隣接の「オトノハカフェ」へ。
外観も内観も気負いがないお洒落さ加減がとっても素敵。
お野菜たっぷりのカレーランチをいただきました。(食後のドリンク付)
ここはおススメですよ!
野菜倶楽部 oto no ha Café|無農薬野菜|ランチ|スイーツ|サラダ|東京都文京区
大満足でさらにお隣へ。
椿山荘でございます。
東京在住の頃は友人の結婚式やダンスの仕事で訪れたことはありましたが、
お庭探訪は初めて。(というか記憶に無い。(^_^;))
フロントを通過して階段を下りるとワクワク感が。
無造作に石像が並びます。
板書を読んでびっくり。
京都伏見の石峰寺にあったものを大正14年頃にここに移したそうです。
へぇ~。
表情がみんな違います。若冲さんいろんな煩悩を表現。
何だか有難みが増します。
葉っぱが金魚のかたち。
三重塔が見えます。この時(11/7)はまだ紅葉が始まったばかり。
今頃は真っ赤なのでしょうね。
竹垣、椿、もみじ。こんな庭がほしい。
大きな滝もあります。
滝の裏側から。
遭遇したかった!
「福の亀」
山梨の標高1000mの山中で発見された天然の甲州御影石で
永年の風雨にさらされて亀甲模様ができたそうです。
推定1万年以上。
椿山荘、何でも持ってきちゃうのね。
さすがのお庭でした。(ちょっとやり過ぎ感も無きにしもあらず)
この日も結婚式を挙げるカップルが庭園で写真を撮ってもらっていました。
皆さん笑顔。良いですね。お幸せにね。
この辺りには永青文庫、東京カテドラル聖マリア大聖堂、旧鳩山一郎邸、
旧細川侯爵邸などがあり
時間がある時に散策も楽しそうです。
帰り道小さい公園にいた白ニャンコ。
ひたすらくんかくんか匂いを嗅いでいます。
次の瞬間、突然ごろんちょ。何の匂いなのー?
目白通りの銀杏たちはまだ青々としていました。
さて、帰札のフライトまでまだ少し時間があります。
次、行ってみよう!
(まだ続くのかい?)