2014京都8 東山 建仁禅寺
うう・・・上洛から1ヶ月が経ってしまいました・・・。
建仁寺は外せないので記します。(すごく前のような感じ(-.-))
法然院を後にして市バスで祇園まで下り花見小路より北門に入ります。
本坊の大きな玄関からゴチャゴチャした廊下の先にいきなり風神雷神がお出迎え。
高精細デジタル複製でもすごい迫力。息を飲みます。本物は京博に。
写真をバシバシ撮れるからこれでも良いよね。
ささ、本坊を通り抜け外履きに履き替え、不思議なゲートを通って法堂へと急ぎます。
建仁寺の目的はこちら、
法堂天井画、小泉淳作作の双龍です。デカいです。
北海道の中札内から運ばれてここに。
以前はその実情を知らずにこの天井画を
「うは~どうやって描いたん?」と口を開けて見上げていたけれど
実際に中札内の小泉淳作美術館にある下絵や製作過程を知るといっそう親しみがわきます。
長い時間法堂で双龍図を堪能し方丈へ戻ります。
ここで、あれ?と思いました。以前訪れた時は屋根が青っぽくなかったか?
後日調べたら「銅板葺」だったのを創建当初の「柿葺」に戻したそうです。
うん。こちらの方が良いね。
茶道の原形とされる禅宗式の茶会「四頭茶会(よつがしらちゃかい)」が
ここで毎年4/20、栄西の誕生日祝賀として行われます。
方丈の襖絵、海北友松筆「雲龍図」(重要文化財)
こちらも高精細デジタル複製で本物は京博に。
写真を撮っている若い男性が
「太っ腹だ。ここは国宝級が写真撮り放題だ。」と
お連れの若い女性に言っていました。
いつか気づく事を願う。
白砂に緑苔と巨岩を配した枯山水の前庭「大雄苑」。
法堂を借景にしています。あの屋根の下に小泉画伯の双龍図があります。
角度を変えてもスキがない。
再度外履きに履き替え茶席「東陽坊」へ。
露地が良い感じです。
ここで、またあれ?と思いつく。
写しだったけれど、以前観た長次郎がてがけた黒楽に「東陽坊」というのがあった。
この「東陽坊」と関連していたんだ!納得。
【長次郎写 楽茶碗 特集/茶道具】黒楽茶碗 「東陽坊」 桐箱
美しい建仁寺垣。最近直したようです。
思わず頬ずり。すりすり♡(垣フェチ発揮)
こ、これは!粋です。ここに住みたい!
大きい硯です。使いでがありそう。
お坊様それぞれ。
こ、これも!
竹ってどうしてこんなに美しいのだ?
北門に戻ります。
京都竹青会より寄贈された建仁寺垣。渋いです。
しかし、せっかく建仁寺なのです。
延々と続く建仁寺垣を見たい!
ふ~。やっと建仁寺終了です。
結局、垣ラヴ♡で筆を置きます。(PCをシャットダウンします、とも言う)