ひぐらしPCに向かいて

日々のあれこれを綴ってみます

■マンガ道

偉大なる藤子Ⓐ先生の作品と同じタイトルで僭越です。

 

2歳上の兄の影響でもの心が付く前からマンガに触れていた私は

マンガで育ったと言っても過言ではありません。

 

母はまったく本を読まない人で

「字が書いてあればマンガでもオッケー」の考えの元、

私たち兄妹の読み書き教育をマンガに託したのでした。

おかげで(?)兄も私も

マンガや本が大好きな、活字中毒に育ちました。

感謝しています。

 

小学生の頃、兄が石ノ森章太郎先生の「マンガ家入門」を買ってきました。

読むや否や(ASAP)影響を受け、

二人で「夕焼けプロ」なるものを設立し、

マンガ制作をしていました。

私は主にベタ塗り(髪の毛や黒い所を墨汁で塗ります)や

背景、模様(スクリーンなんて小学生は買えません)を担当していました。

ちばてつや先生の「ハリスの旋風」や

石ノ森章太郎先生の「サイボーグ009」の二次創作(というより真似)が中心でした。

作品の最後はたいがい

「作者の都合により終わらせていただきます」という

夕陽を眺める主人公の背中のコマで終了。

真似事だったけれど楽しかった。

締切(そんなものは無いんだけど)の修羅場も経験。(爆)

 

私はその後、別冊マーガレット(集英社)のマンガ懸賞へ

3回ほど投稿しましたが、

読むほうが楽しくて楽な事に気づきました。

(一度だけ「努力賞」をいただきました。)

 

~~~~~~ 閑話休題~~~~~~

 

昭和50年代の女流漫画家といえば

SF的な作品の多い萩尾望都先生、

ストーリーで読ませる竹宮恵子先生、

日常から少しずれたファンタジーの大島弓子先生でしょう。

皆さん大御所です。夢中で読みました。

一条ゆかり槇村さとる陸奥A子、岩舘真理子、

各先生の作品も夢中になりました。

 

それ以上に私が夢中になったのは

亜月裕先生の「伊賀のカバ丸」(別マ 集英社)です。

この作品の全てが大好きです。

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カバ丸連載終了後は

この後何を支えに、と思ったほど。

んがしかし、15年後に

「伊賀のこカバ丸」(YOU 集英社)として戻ってきます。

そう、カバ丸と大久保麻衣の息子のお話しです。

こんなに嬉しいシチュエーションがありましょうか?

狂喜乱舞した人は私だけではないはずです。

 

翻って、最近の少女マンガはどうなのでしょうか?

 

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あります。あります。お気に入り。

「銀のスプーン」(小沢真理 KISS 講談社)

主人公の律君が素敵過ぎます。

帯にあるように「一緒に食べよう。きみの笑顔が見たいから。」と

料理男子なんです。(にまにま)

ストーリーは家族の問題とか結構シリアスなのですが

律君は料理することで昇華しています。

レシピも載ってます。お得な感じです。

 

もひとつ。

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「俺物語」(作画アルコ 原作河原和音 別マ 集英社)

読んでいると主人公剛田猛男の魅力がじわじわと。

微笑ましいです。

 

どちらも連載中なので、まだしばらくは安心。

 

私のマンガ道は果てしなく続きます。

 

 

 

昨夜は「かまってちゃん」の様な発言で

皆さまから暖かいコメントをいただきました。

とても嬉しかったです。ありがとうございました。

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くみちょう (id:Strawberry-parfait)さん、

夕飯、餃子40個作って食べましたよ。(夫と)