■ちちりんのことかーーーーーっ
各地すっかり秋の様子を呈してきましたね。
きのこと同様に、どうしても捨て置けないモノのひとつに
松ぼっくりがあります。
相国寺西門の大きな松の下に落ちていた松ぼっくり3兄弟。
見事な大きさでしたが、乾燥して開きました。
(開くとみな同じような形になるのがちょっと残念)
チビぼっくりは比叡山の山の中で発見。
「ぼっくり」の名前の由来はなんだか残念な感じなので記さずにおきましょう。
漢字で松毬・松傘・松笠とも書き、
「松毬」は「ちちり」「ちちりん」とも訓読。
(読めません(^_^;))
英語の“pineapple”は松の果実ということで
松ぼっくりのことだったらしいですが、
後に松ぼっくりに似た別の果物、現在の“パイナップル”を指すようになったそう。(wiki調べ)
英語って柔軟性があるのね。
松の種類によって
かさが開いて裏側にある種子が風に運ばれたり
開かないまま動物の捕食になったり
極めつけは、自然発生の山火事耐性で火によって
かさが開き焼け跡の森林再生をしたり
と、素晴らしい種の保存本能です。
連れて帰って来ちゃってごめんなさい。
(だって、好きなんだもの)
http://zasshonokuma.web.fc2.com/kagyo/ku/kuromatu/kuromatu.html
連れて来た子たちは飾ります。
旅先や近所の円山原生林の子たち。
小さ目松ぼっくりのリースはワイヤーでぐりぐり巻いていて
偶然できたもの。
山帰来はトゲがあるのでリースにするのに難儀しました。
折れた子やチビぼっくりたちを集めて竹かごに。
トイレの片隅に飾ります。
おまけ:water closet gallery
おもにBruce Weberのポストカードを展示中。
小さな芸術の秋。
北海道の秋はあっという間に終わります。