■まほかるの波が押し寄せる
「痺れる」沼田まほかる/光文社文庫
読了。
しばらく
まほかるモノから離れていました。
久々です。
9編からなる短編集です。
「林檎曼荼羅」
私も過去に人を殺したことがある…
のでは?と自分の記憶を確認したくなる。
(ない…と思う…)
「ヤモリ」「沼毛虫」
あたり、ゾクゾクザワザワ。
エロスと恐怖。
まほかるに
はまった人は
抜け出すことはできません。
こんな暑い日に読むと
白日夢のような感覚が。
まさに
痺れる。