■久々読了
「ビブリア古書堂の事件手帖3~栞子さんと消えない絆~」
…三上 延著/メディアワークス文庫
ともに読了。
講談社 文芸図書第二出版部が刊行時
やたらと推してくるので、
どれどれ的に。
ビートルズのナンバーに
ひっかけて展開していきます。
う~ん。
最後は驚くものの、
最初っから気持ちが悪く…
(それは作者の策であった)
なんだか
ラスト驚愕は
湊かなえの「告白」を
上まわるものに
今後も遭遇できないような
気がします。
お話がちょっと、切な過ぎる。
「ビブリア~」は待望の3巻目。
舞台が北鎌倉、大船辺りとか
良く知った土地なので
イメージもわき易く。
今回の古書は
「宮沢賢治が生前に刊行された著書は
童話集の「注文の多い料理店」と
この「春と修羅」だけで
どちらも自費出版に近い形で
当時はほとんど売れず…
作者自身がかなりの冊数を引き取った」
(本文抜粋)
とか、
賢治の作品が好きでも
そんな事ちっとも知らないし
気にもしていなかった私に
もうちょっと、
いろいろ掘り下げてみましょうね、
と栞子さんが言っているような気がしました。
はい。
4巻もすでに執筆中との事なので
楽しみです。
おまけ
玄関のニッチも
夏のよそおひ。
青森旅行の時に
黒石の酒蔵で購入した
ガラスのお猪口。
これでテキーラを飲む!