2017-08-30 恋歌 本 お気に入り 「恋歌」朝井まかて/講談社文庫ああ。就寝前に数ページだけ読もうと思ったのに、止められず、一気に読んでしまった。もったいない事をした。この人の作品は、いつもそう。読みやすい文章なのもそうだけど、話しのふくらませ方が上手いんだ。今回も、着地点はどうなのか?などと考えもせず読んでいるそのシーンにのめり込んでしまった。歌人中島歌子の、時代に翻弄された、一途な恋。悲しいけれどこんなを恋してみたかった。泣き過ぎて翌朝、目がぶんぶくに腫れてしまった。No book No life.