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恋歌

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「恋歌」朝井まかて/講談社文庫

ああ。
就寝前に数ページだけ読もうと思ったのに、
止められず、
一気に読んでしまった。
もったいない事をした。
この人の作品は、いつもそう。
読みやすい文章なのもそうだけど、
話しのふくらませ方が上手いんだ。
今回も、着地点はどうなのか?などと
考えもせず
読んでいるそのシーンにのめり込んでしまった。

歌人中島歌子の、
時代に翻弄された、一途な恋。
悲しいけれど
こんなを恋してみたかった。

泣き過ぎて
翌朝、目がぶんぶくに腫れてしまった。


No book No life.