これは楽しい!札幌ウィンタースポーツミュージアム 大倉山ジャンプ競技場2
昨日のエントリーそうだジャンプ場、行こう。大倉山ジャンプ競技場1 - ひぐらしPCに向かいての続きです。
カンテ(踏切台)からジャンプして着地後スキーを止める場所は
ブレーキングトラックと言います。
その地続きから「札幌ウィンタースポーツミュージアム」のエントランスは建物の3階部分になります。
2階へのアプローチにはウィンタースポーツのツールが展示されています。
あ、私の好きな青いカーリングストーンがあります。(青ってめずらしいの)
スキー板にグラスファイバーや合成樹脂が使用されるようになったのは
1950年代から。
大正・昭和初期は木製や竹で作った板が主流。
竹製のストック!(英語ではポールです。)
すぐ折れてしまいそうです。
リング部分の編みが素敵。
これはビックリ!噂には聞いていましたが、実物があった!
下駄スケート!
厚手の別珍の足袋とかを履いて、紐でしっかり結んで履くのでしょうね。
安定が良いのか悪いのか。履いて滑ってみたい。
2階は資料展示フロア。
札幌オリンピック関連の貴重な資料が勢ぞろいです。
招致活動資料などもあって見応えがあります。
マスコットキャラクターはなかったようですが
布製ワッペンに気になるものが刺繍されていました。
こんな感じ。
寄贈品展示が多いため著作権の関係上撮影不可になっていたので、
記憶の限りに再現してみました。(かなり近いと思います。)
ヒョウタンツギみたいな表情のクマさん。
時代を感じさせる様子と変に媚びていない感じに共感を覚えます。
あのワッペン欲しいなぁ。
大切に持っている人、いるんだろうな。お宝だね。
1階にはバーチャル体験ができるコーナーがあります。
写真:リーフレットより。
係の女性が、滑走→ジャンプ→姿勢→着地の説明をしてくれますが
なかなか、一度でのみこむのは難しい。
2回挑戦。飛距離は98m(K点は120m)、飛型点(58.1ポイント)。
距離は伸びないものの飛型得点が良かったようです。
「飛型姿勢がきれいでした。」と褒められて喜ぶ。
因みに今までの最高飛距離は137mだそうです。(選手だったりして)
他に「テイクオフ・タイミング」
いきなりジャンプではなくこちらを先にやれば、もっと飛距離が伸びたかも。(負けずぎらい)
「スピードスケート・トレーニング」
選手が実際に使っているスライドボードでスケーティング体験!
(この辺りで太腿がパンパン)
「クロスカントリースキー・レース」
3機で競争なので知らないカップルに混ぜてもらいました。2位!
(この辺りで汗びっしょり)
バーチャルでシュートされるとはいえ、迫力あります。
判断力と瞬発力が物を言います。
5本のシュートのうち2本しかセーブできませんでした。ガックシ。一瞬腰がグキってなったけど今のところ大丈夫そう。
「ボブスレー滑走」
4人乗りボブスレーに1人で乗る事ほど虚しいことは無いと実感。
左右に体を倒して加速を付けるのですが、ガンゴンと頭や肩をぶつけて痛い。
「フギュアスケート・スピン」
実際に自分でスピンできるのにやってみた。
案の定回り過ぎて気持ち悪くなった。
(目の焦点が決められないほど速く回してしまったの。)
気がついたらすべて本気に近い感じでやっていました。
なかなか熱いです。
札幌の新名所と言っても過言ではない。楽しいです。
大満足で出口に向かうと、あまり見たことの無い像がありました。
スキーは北欧が発祥の地ですものね。
だがしかし、扱われかたが寂しい感じ。
ここは団体客の待合せ場所のように、閑散とした空間。
2007年に札幌で開催された「ノルディックスキー世界選手権大会」の
マスコット「ノルッキー」が、
あたかもバーチャル体験で疲れきったような様子で座っています。
横の青い台は世界選手権で使われた表彰台です。
もちろん、一番高い所に乗ってみましたとも。
しつこく、大倉山ジャンプ競技場3に続きます。