THE TRIP TO ITALY イタリアは呼んでいる
本日は休日。そして木曜日のレディスデーなので
id:yporciniさんの記事にあった映画を朝イチで観に行く予定でした。
http://yporcini.hateblo.jp/entry/2015/06/04/233000
ところが、夫が「なでしこの試合を観るから午後出勤にした。」とな。
いや、別に映画に行くのを内緒にしている訳ではないけれど、
昼食も家で食べるとか言うもんで…13:30の回でいいか。
12:30頃何食わぬ顔で、なでしこが勝利して上機嫌の夫に「行ってらっしゃい。」をし、急いで支度をして出発!
小さい所なのでけっこう混んでいましたが無事に座れました。
面白かった!この映画、大好き!
イギリス人中年男二人がイタリア半島の西側、ピエモンテ州からカプリ島までの5泊6日の旅。
イギリスを追われイタリアに暮らした詩人バイロンとシェリーの足跡も辿ります。
景色はもちろんですが、時々はさまれるリストランテの厨房での料理シーンや供される料理、ワインがたまらん!
そして、あらゆる会話の中で二人が実在の俳優・役者の物真似をするのだけれど
その上手いこと。
英国人らしく、軽快な毒舌でかなりアドリブも入っている。
映画ファンにはたまりません。
観ているあいだ中、ずっとニヤニヤしてしまった。
人生の後半にさしかかっての「旅」というものは
それまでの自分とこれからの自分を構築するのに良いチャンスなのだな。
映画ってほんと、ラヴ♡
映画が終わって再び狸小路へ出ると、上からポツポツと雨が落ちてきます。
見上げてビックリ!アーケードの屋根が開いている!開閉式だったの?
20年近く札幌に住み、狸小路によく来るのに知らなかった…
国際色豊かなお店が増えました。
この辺りはアジア各国からの旅行者が大挙して押寄せております。
スゴイ。一瞬入りそうになったけど、違う!今日はイタリアモードだよ!
以前から気になっていたお店。
映画にはピッツァは出てこないけれど、昨夜がパスタだったので。
この狭い入口のずっと奥です。(ピンボケごめん。)
16:00ちょっと過ぎ。誰もいません。奥にピッツァ用の石窯があります。
ハッピーアワーでスパークリングワインが半額。うふふ。
お店のお兄さんが映画の話に付き合ってくれました。
「LA TAVOLOZZA」タヴォロッツァはパレットの意味で、
焼き上がったピッツァがパレットに広がった絵具のように、って感じだそうです。
アンチョビがはいったピッツァシシリアーナ。一枚ペロリ。
Che buono !
このあとリモンチェッロのソーダ割りをいただきました。
しっかりイタリアして小路に出るとアーケードの屋根は閉まっていました。
そういえば狸小路はほとんど夜にしか訪れていないことに気づきました。(飲み歩き)
なので屋根が開いている時を知らなんだ。
満腹解消のため少し歩きます。
8丁目はアーケードも無いけれど最近面白そうな(美味しそうな)お店が増えました。
焼き鳥屋も1ブロックの間に4~5軒あります。
「焼き鳥はしご」も良いかも。
そう、25年前に訪れたローマでタチアオイが咲いていました。
暑い中、1歳にならない息子をストローラーに乗せ遺跡めぐりをしたことが鮮やかによみがえりました。
私はその後、どうだったのかしら。
イタリアに呼ばれた一日でした。
La Giostra / LA TAVOLOZZA[ラ・ジョストラ / ラ・タヴォロッツァ] | 札幌・大通 イタリア料理、ジェラート