ひぐらしPCに向かいて

日々のあれこれを綴ってみます

水無月 2015

1年の折り返し、京都では6/30は和菓子の水無月をいただきます。

(追記:私は札幌在住です。京都ラヴ♡なもんで。(^_^;))

この半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事「夏越祓(なごしのはらえ)」です。

 

旧暦6月1日は「氷の節句」といわれ、室町時代には幕府や宮中で年中行事とされ

この日になると御所では「氷室(ひむろ)」の氷を取寄せ。氷を口にして暑気払いをしたそうです。

いまでこそ冷蔵庫で簡単にいつでも氷が作られていますが、昔はたいへん貴重なものだったのですね。

水無月の三角形は暑気を払う氷室の氷片をあらわし、小豆は悪魔祓いの意味があるそうです。

 

今年も作りました。

f:id:okko326:20150630212813j:plain

水無月と紫陽花の錦玉。

赤の食紅が切れていたのでブルーのみで。

北海道産の小豆、米粉で。

 

f:id:okko326:20150630212851j:plain

粉末寒天で錦玉羹を作りました。

これがなかなか楽しい。

白餡にすればもっと紫陽花らしくなったでしょうね。(小豆餡が残ってたので)

この羹、ソーダ水に入れたりと便利でした。

 

和菓子はいいなぁ。

 

 

■嘉祥の日 水無月 2014 - ひぐらしPCに向かいて