東京・美術展めぐり6太田記念美術館「歌川国貞」
私の思い出に深くかかわる人たちの訃報も相次ぎました。
生まれ出でた瞬間から死に向かっていると言われます。
毎日「メメント・モリ」を意識して生活している訳ではないけれど
なんだか終末的な寂しさを感じている昨今です。
(私が「メメント・モリ」で真っ先に連想するのは
12月に入って「もう今年もあと1か月しかない!」と思うか
「まだ1か月もある!」と思うか。
(どっちでもいいね)
さ、東京美術展めぐりもやっと最終です。
椿山荘のお庭を後にして「やっぱり国貞は観ておこう!」と
原宿「太田記念美術館」へ向かいました。
駆け足で観た感じでしたが 行って良かった。
圧倒的な画力。素晴らしいです。
特筆すべきは着物の柄や背景のセンスの良さ。スゴイです。
この時代、国貞によってコラージュ的な要素もすでに確立されていたのですね。
まさに大御所!
太田記念美術館が特別展「没後150年記念 歌川国貞」を開催:人気No.1浮世絵師の全貌に迫る | Banq [バンク]
(すでに終了しています)
今回は一気に6つの美術展をめぐりました。
やはり海を越えて来たからには一つでも多くとがっついてしまいます。
ああ、物理的な問題はいかんともしがたい。
北海道にももっとたくさん巡回展がくれば良いのに。
きょうのええもん。(11/7)
店内ではおばあちゃんと若い女性が素早い動作で
注文されたものを包みあげています。
(からくり人形のように繰返される動作です)
豆大福と栗蒸しようかん。帰宅して一服。
豆大福の餡はサラッとして甘さ控えめで美味しい。
栗蒸しようかんも甘さ控えめ。
ひと口いただく度に訪れた美術展を想い描きます。
Thanks!東京。