2014京都2 絞り染め体験記
上洛2日目。
こみち (id:kazenokomichi)さんさんと絞り染め体験をしてきました。
現地集合まで時間があったので御池通付近をぶらり。
朝の御池は交通量も少なくて気持ちが良い。
京都での楽しみのひとつは北海道に無い植物に出会うこと。
ハナゾノツクバネウツギ、通称アベリア。
ヤマボウシ、通称ヤマグワだけれどクワ科のヤマグワではなく
こちらはミズキ科なのでまったく違うものです。
でも実は食べられるようです。甘くてまったりとしているそう。
実を採りたかったけれど手が届きませんでした。残念。
いつか食べてみたい。
絞り染め工芸館にてこみっちゃんと1年ぶりの再会を喜びあうも
早速体験開始です。
最初に担当のお姉さんのレクチャーを受けます。
絞りは日本で一番古い染めの技法で奈良時代には確立されていたそう。
「夾纈(きょうけち)」「纐纈(こうけち)」「臈纈(ろうけち)」の3種類があり
今回は板で挟み染め色を入れない技法「夾纈(きょうけち)」です。
因みにバティックのろうけつ染めは「臈纈(ろうけち)」です。
お金を出したがらないのは「けちけち」です。(スルーしてください)
絹のスカーフを三角形に表裏交互に折っていきます。(こみっちゃんの手)
板をしっかり挟んで準備OK。
今回唯一難しかったのがクランプ(金具)を挟んで締め込むところ。
なので、ほとんどどなたでもできます。
まずは水をたっぷりと吸わせます。次に寸胴鍋の中、熱せられた染め液に浸します。
私は青系なので、黄にフリフリ→板を挟み直し青にフリフリ→青にフリフリと染めます。
(「フリフリ」は染め液の中で動かす様子です)
これはこみっちゃんが3回目の染液フリフリ後、想定外の速さで引上げたため
シャッターが間に合っていません。)^o^(
染めが終了した後、乾かしている間に館内の作品を観覧します。
ゴッホの向日葵やモネ、最後の晩餐まで絞り染めで再現した作品等はもうビックリです。
今月の特別展 | 京都絞り工芸館 kyoto shibori museum http://shibori.jp
下絵、絞り、染めの各職人さんの腕の見せ所です。
はぁ~、ふぅ~と感嘆している間に私たちのスカーフも出来上がりました。
紫系がこみっちゃん。私はブラジル国旗色。
(と、こみっちゃんより指摘が入る。確かに…)麻の葉柄です。
結構気に入っています。
帯揚げにも使えます。
十全な染め体験では無かったけれど物作りは面白かった!
また何かやりたいな。(組みひもとか?)
きょうのええもん。
「おたべ」のミニサイズ「こたべ」。
秋の味が出そろいました。
*京都絞り工芸館
*おたべ
http://www.otabe.co.jp/index.html