■ヘンな外人
本日も札幌は強風・大雨でした。
小樽、潮(うしお)まつりの花火大会は中止。
この雨でPM2.5は洗い流されたでしょうか?喉がイガイガ。
(ロシアの森林火事はまだ続いているらしい)
通勤時地下鉄の中、多くのかたはスマホをいじっていますが
私は厳選文庫本を細切れ読みしています。
めぼしい文庫本が無い時は徒然草を何度もリピート読み。
現在車中で読んでいるのはこちら。
河鍋暁斎の画の表紙が、これだけで本の内容が面白いことを伝えています。
ブログに本を紹介する時は読了したものに限っていますが
面白過ぎるので記事に書きたくなりました。
(単純に面白い+唸るくらいに面白い=降参するくらい感心しちゃう)
作者はメディアにもよく露出しているのでご存知の人も多いかと。
とにかく、日本人より日本語をよく理解していらっしゃる。
いや、言語だけでなく私たちだって知らないバックグラウンドまで知識が及んでいます。
完全に負けた感じです。(って、はなから太刀打ちできませんが)
絵本も書かれていて全作品いってみる予定です。
そうそう、結婚する前のNYで日本語を流暢に話すアメリカ人BFに
漢字の誤りを指摘された私です。(トホホ)
その昔(すっごい昔)、「ヘンな外人」と言えばイーデス・ハンソン(以後敬称略)が草分け的存在でしょうか。(知らない世代もたくさんいるでしょうねぇ)
TVの中で大阪弁を喋る外人さんに幼い私はホエーと呆けた顔で見ていました。
その後、「ワタシノ クニデワァ」とシルブプレなフランソワーズ・モレシャン、遠視メガネのケント・デリカット、流暢な山形弁を話すダニエル・カール、森の中でハムを焼いていた(正確にはログハウスの中)ナチュラリストで作家のC・W・ニコル、大叔父がアルベール・カミュ(『異邦人』だよ!)の私好みなイケメン・セイン・カミュ、「YOUは何しにニッポンヘ」とボビー・オロゴン、おーっとその前に視力が6.0だったオスマン・サンコン、いつかインタビューされたいと英語を一生懸命勉強するキッカケを作ってくれたウィッキーさん(アントン・ウィッキー)、ハーバード出身・メンサの会員で何でお笑いやってんののこれまた私好みのイケメン・パックン(パトリック・ハーラン)、ここに挙げただけでも多才なかたばかり。
夕方、欠かさず観ている番組で、京都大原で暮らすベニシアさん(ベニシア・スタンリー・スミス)が
滋賀在住の画家ブライアンさん(ブライアン・ウイリアムズ)と
大原のベニシアさんの自宅で日本語で会話をしていました。
軽くめまいがしました。
皆さん共通で言えることは、日本が大好きでかなりの知識人です。
ヘンな外人=すごい人。
今夜の地産地消。
大地の恵みに感謝。