■落花狼藉
読了。
ルヴォワールシリーズ最終章です。
3/3に発行されましたがいろいろあって
私の手元に届いたのは3月も半ばを過ぎた頃。
最終巻なので早く読みたいような
終わってしまうのが寂しくて読まずに置いておきたいような。
読み始めたらイッキでしたが。
今回の色は白。
落花流水から狼藉。
冒頭の事件が昨年9月に台風とともに上洛した時の
鴨川デルタの様子とリンクします。
その節には皆様にご心配いただきありがとうございました。
http://okko326.hatenablog.com/entry/2013/09/17/205852
まさかこれも青蓮院の仕業ではあるまいか。
これまでの伏線も回収されて気持ちはすっきり。
円居先生があとがきに書かれていましたが
当初は十部作シリーズの構想だったそう。
ファンとしてはそちらでも良かったです。
最後の撫子のことばが胸にしみます。
「―――私はあったかもしれない未来なんて嘆かない。どんな結末が待っていても、自分が心から選んだ道なら喜んで受入れられる。―――」
ルヴォワールシリーズ、Merci. Au revoir !