■私の中のビリー・ジョエル
Billy Joel - LIVE AT TOKYO 2006 - Y
Madison Square Park from facebook
「NY追想記」が昨年12月以降ぱったり、
http://okko326.hatenablog.com/entry/2012/12/20/220103
だったのでそろそろ、と思い
メル・トーメの「New York State Of Mind」を
(ああ、やっぱり一番好きや~)と聴いていたら、
ビリー・ジョエルが歌っているのもあり、聴いてみました。
メルはハスキーな甘い声で、それでいて
確固たる芯の強さを感じさせます。
一方ビリーは張りのある高音が切なくて
胸がキュンとします。
何だか、ちょっと好きだった
先輩に偶然会った時の様な感じ。
昔、原坊が「雨の降る夜にはビリージョー~」って歌っていたけれど、
そんなに夢中になるでもなくビリー・ジョエルを聴いていたっけ。
スピードラーニングなんてなかったから
エルトン・ジョンやビリーの曲で
英語を耳に入れていました。
「I don't care what you say」とか
ちょっと気の利いた言い回しをどんな時に
使おうかとか。
そうだ、息子の名前を
「誠」に決める時も
51丁目のAllen Houseの部屋で
ビリーの「Honesty」がラジオから流れていて
ひらめいたのだった。
そして、気づくと
2006年東京ドームのライブ映像に
どっぷりとはまってしまいました。
いつの間にかビリーもこんなおじさんに
なっちゃったけど
ホンキートンクなピアノは冴えわたり
歌声はさらに力強く
同じ様に歳をとった私の胸に直球を送ってくるのでした。
涙が溢れます。