■人間の勝手
私の仕事は10:00~16:00。
その間おおよそ500mlの水分補給をしています。
月に18日ほど。
ドリンク料もお安いほうが良いですわよね、奥さん。
ってことで、もっぱら「いろはす」一辺倒でしたが、
なにやら可愛いボトルを発見。
ゆるい感じで山に住む動物のイラストが。
お値段も88円です。にこにこ。
しかし、ふと、思いました。
イラストに描かれている月の輪グマ。
ひとたび、人間の領域に入ったとたんに
「危険」と駆除されてしまいます。
札幌市内でもクマ出没のニュースが頻繁にあります。
その度に小学校の校長先生や教頭先生がインタビューに
「危険です。早く捕獲してほしい。」と答えていました。
何か、違うでしょ。
クマだって人間と遭遇したくないのです。
この環境を作ったのは人間。
それを子供たちに教えないでどうする?
ダッフィやテディベアは可愛いけれど
本物のクマは出没したらまず駆逐。
何か良い方法はないものでしょうか?
映画「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」で
ブラッド・ピッド演じる主人公が年老いて野の人となり、
宿敵の熊と素手で戦って命を落すラストシーンがあります。
それは映画の中での話だけれどそれが自然の摂理なのでしょう。
人間の驕りほど愚かなものはありません。