■ラルース・チーズ辞典
ワイン好きは自ずとチーズ好き
でもあります。
いつも行くデパ地下のチーズ専門店では
毎月11日に『チーズの日』キャンペーンを
行っているので、いそいそと。
青カビやシェーブルのタイプで
苦手な物もありますが
いろいろ味見をさせてもらって
今月の「これは!」と思うチーズを購入します。
美味しくいただいていると
なんだかいろんなことが知りたくなってきます。
チーズの本を探しておりましたら
ありました。
恵分社一乗寺店オンラインショップで見つけました。
1979年初版の日本語訳本です。
フランスで発行されたのはもっと前でしょう。
訳が堅いのはまぁ置いといて、
写真のカラーがレトロです。
内容は面白いです。
辞典なのでAtoZで記述され
チーズに関する事はもちろん
歴史、チーズ売りの掛け声、絵画に描かれたチーズなども。
トトロのお土産みたいな包み。
バノンの山羊のチーズ。
ノルマンディーの過去、現在のカマンベールの絵柄。
スイスのグリュイエール村のチーズ工場壁画。
ハイジのおじいさんが使っていたような釜。
チーズ売りのファッション。
時代や国はそれぞれ違いますが
これから美術館へ絵画を観に行く時には
こういった人たちの姿を探してみようと思います。
ロロのハート型チーズ。
女性のチーズ売りの籠の中にもハート型のクリームチーズが。
ハート型モノをつい買ってしまう病なので
たいへん魅力的です。
ただ、説明が「この心臓の形をした・・・」とあります。
大満足なのですが・・・
やはり訳が堅~い。
(ツッコミながら読んでいます)