■『ニセコ地産地消の旅』②
今回のモニターツアーの舞台ニセコ町は
パウダースノーを誇るスキー場や
ラフティング等のアウトドアアクティビティ、
美味しい食材、雄大な景観が自慢の町です。
町ぐるみで観光推進のための自然保護の一環として
「環境型ニセコ旅育(たびいく)」なる
地域おこし事業をしています。
人が生活したり、旅行でその地に訪れたりで
必ず出るモノ―――ゴミ。
分別収拾を厳しく行い、
たい肥センターで生ゴミをたい肥に変え
再び土へ還します。
一般ゴミも、雨、雪に晒されると
地中のダイオキシン濃度が高くなるため
屋根つきの広大な埋め立て地を利用しています。
今回の旅は
これらの施設を見学し、
野菜を収穫しその野菜を使い
地元イタリアンレストランのシェフによる
お料理教室、
美味しいランチ、
調理後の生ゴミをたい肥センターへ持って行く。
という、今までにないパターンのツアーです。
施設駐車場から羊蹄山を望む。
たい肥センターはさすがに臭いが…
じゃが芋、ニンジンを掘り起しました。
掘っていて楽しかったけど
安易過ぎて農家さんの苦労を感じるところを
飛ばしてしまっている様でちょっと複雑な気持ち。
年配のかたも多かったのですが、
もの凄い量を採っていたのでビックリ!
(これ、お土産にいただけるのです)
この後、料理教室をやって食べて生ゴミ棄てて、
なのですが
案の定、T300君のぶるぶる病が出てしまったり
食べるのに忙しかったりで写真がありません!
生ゴミを捨てに行った時には
町長自ら挨拶され、さらに詳しく案内していただきました。
でも、臭いが…
札幌への帰路はふたたび悪天候に。
外にいる間は晴天だったので
参加者の中に、強力な晴れ女が
いたに違いありません。
(私は、微妙に天気が悪くなる女)
帰宅は19:00頃。
長丁場でした。さすがに疲れました。
収穫した野菜。
かぼちゃは一人一個いただきました。
これで少ない方です。
(新聞紙使ってます!■新聞そして新聞紙さらに古新聞)
55年の人生の中でこんなに野菜を洗った事はない!
ビュープラザで購入した葉物たちも。
このツアーも
前回同様商品化するそうなのですが
どうだろう…
一般の人がお金を払ってたい肥センターの見学にいくだろうか。
他に地熱利用の取り組みなどもあるようなので
そちらの方がツアーとして成り立ちやすいような気がします。
そうそう、人数限定で
日産リーフ(電気自動車)に同乗させてもらいました。
静かでスムーズな乗り心地。
排気ゼロってすごいです。
400万円ほどだそうです。
町の持ち物なので、税金で買ったのね…
余談ですが
ニセコ町は
docomoが電波塔の設置を要請したけれど
景観を損なうという理由で
許可しなかったそうです。
どうりで、いつも電波が弱いんだ!
納得の旅でした。
(そこっ!?)