ひぐらしPCに向かいて

日々のあれこれを綴ってみます

■文庫3冊

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「さよならドビュッシー」 「おやすみラフマニノフ」中山七里/宝島社文庫…読了。

「さよなら〜」は言わずと知れた「このミス」の大賞作ですが、
私は続編の「おやすみ〜」の方が好きです。
どちらも、演奏シーンの描写が秀逸で、実際にコンサート会場で聴き、
思わずスタンディングオベーションしている錯覚すら覚えます。
中でも、「おやすみ〜」の集中豪雨による避難所での演奏のくだり。
素晴らしいです!
...
そして、岬洋介のまわりではいつも事件が。(コナンか!)
実写化するのだったら、岬洋介は藤木直人さんで。
 
 
「猫弁」大山淳子著/講談社文庫…読了。

twitterで講談社文芸図書第二出版部がやたら推してくるので…。
面白くて5時間くらいで一気読み。
こうなると、読み進まなければ気が済まない反面、
読み終わってしまうのが残念でならない、複雑な想い。

... 母と息子の繋がりを自分に投影してみたり。

久しぶりに幸せな気持ちで読了。

ドラマ原作大賞だから、4/23からドラマが始まるそうです。
読んでから観るか?観てから読むか?
(ありましたね、このフレーズ)