着物でおでかけ 円山鮨ランチ
吹雪の中、着物でララランチ。
縞模様の紬に円相の名古屋帯。
海老の帯留め。
この帯、締めやすいし合わせやすいで
ヘビロテです。
お店は裏参道、鮨処とうげ。
昨年の夏頃にもランチで伺いました。
店内はカウンター8席のみの、スッキリした設え。
今年は飲食の席で写真を撮るのをやめようと
思っていました。
が、この子の登場でどうしても撮りたくなりました。
美しくも可愛いウニ。
つきだしのトリュフ香る茶碗蒸し、
デザートの生姜のアイスクリーム、
ほかの寿司ネタも最高でした。
そして、昼間からシャルドネ。
フルーティでお寿司によく合いました。
日本酒のラインナップも見せていただき、
これは、夜にじっくりといただかなければです。
猛吹雪の中、
幸せな気分で帰宅。
11月きもの会
やっとリアルタイムに追いついてまいりました。
今月のきもの会は朝から
これでもか!というくらいの吹雪でした。
夜には止むでしょうとメンバー全員が思ったようで
「どうする?(決行するの?)」のラインは来ませんでした。
皆さん、さすがです。道産子です。
幾分、身軽にと思い半幅帯で。
お気に入りの青系縦縞の紬にデニム半幅帯。
やの字結びだと思っていましたが
正しくは吉弥結びだそうで。
半幅帯はチャチャっと結べて楽チンです。
特に貝の口系の結び方は好みです。
「おばんざいと和食 風香」にて。
美味しい日本酒と、
美味しいお料理。
タチの天ぷらや
トリュフ香る卵かけご飯、
美味しゅうございました。
きょうのええもん。
きもの会から帰宅して
さっそく卵の醤油漬けを作り
翌朝卵かけご飯にしました。
TKG! TKG!
美味しくて幸せなりよ。
いい夫婦の日に思う
昨日はボジョレーヌーヴォー解禁日でした。
ここ数年、美味しい年が続いています。
ヌーヴォーとは思えないほどの濃厚さです。
夫は仕事で夜9:00過ぎに帰宅。
縁起物だもの、一緒に飲もうと待っていました。
帰って来た!
早く着替えて手洗ってうがいして、と促し
淀みなくコルク栓を抜いてグラスに注ぎ
「ハッピー、ボジョレー!」
美味しかったです。
ワイングラス2杯で私は就寝。
(10:30には寝る人)
今朝起きたら、ボジョレーヌーヴォーの空き瓶が!
えー!全部飲んじゃったの?
夫が好んで飲んでいる別のワインだってあるのに。
私が2杯しか飲んでいないことを知っているのに。
腹立つぅ。
なんだか無性に腹立つぅ。
夫が起きて来て「おはよう」と言っても
それには答えず
不機嫌に「ボジョレー、全部飲んだんだ…」と一言。
その後一切口をききませんでした。
しかし日中にふと思いました。
このまま夫が事故やアクシデントで帰らぬ人となったら、
最後はつまらない事で腹を立てて口もきかなかったなんて後悔するだろうなと。
二人とも残りの時間を
お互いに思いやらなければ、
と思い至る、いい夫婦の日でした。
ちなみに
私は夫が好きなチョコとか、
残さず全部食べます。(おい!)
着物でおでかけ 邦楽演奏会
札幌はあっという間に雪景色です。
明日の日曜日は、
きもの会メンバーのかおるさんの箏の演奏を
聴きに伺います。
猛吹雪にならなければ着物で。
演奏する「岡康砧」の歌詞にちなんで、
琴柱(ことじ)の根付に月と雲流の帯締め。
岡康砧
一 月の前の砧は、夜寒(よさむ)むをつぐる。
雲井の雁は琴柱(ことじ)にうつして面白や。
[手事]
二 夜半(よは)の砧のしぐれの雨と、夜半の砧のしぐれの雨と、
うちつれたちて、けふのあそびは。
(訳)
一 月に照らされた野辺に、聞こえてくる砧の音は、夜の寒さを感じさせる。
空を飛んでいる雁の列は、琴柱が並んでいるようで面白い。
二 夜半の砧を打つ音と、時雨の合奏は、
とてもおもしろい管弦の遊びのようだ。
砧と言えば世田谷の地名でしか
思い浮かびませんでしたが、
布を打ち叩いて柔らかくする道具で、
箏曲の砧物では
砧の音を表現する砧地を含むのが特徴だそうです。
ひとつの音で砧を打つ単調なリズム
「テンレンテンレン」と表現するそうです。
聴くのが楽しみです。